7月5日(日)9時から風頭公園のあじさい植樹に参加しました。
こちらは風頭公園の展望台からの景色です。この日は雲が多く時折雨がちらつく天候でした。晴天の日はもっと絶景ですので、足を運ばれたことがない方は是非。
集まったのは自治会や地域の方々、緑風からは理事長をはじめ4名参加し、総勢25名程。植樹を始めるにあたり自治会長より、今後公園内に計1万株のあじさいを咲かせる計画をしており、風頭公園を桜の名所だけでなく、四季を通して草花を楽しめる公園に発展させていくことについてお話がありました。今年は225株植えます。
風頭山は、長崎でも有数の採石場であり江戸時代の主な石切場の一つだったそうです。眼鏡橋の石材として使用されたり、長崎諏訪神社の長坂の石畳にもこの山の石が使用されているそうです。
ということで、スコップだけでは掘れないくらい岩が多いんです。
場所によっては機械で埋まっている岩を砕きながらの作業です。穴を掘って、肥料を入れて、苗を入れて、土を埋め戻して、足で踏んで周囲を固めて~、の繰り返しです。
皆で互いに声を掛け合い、昨年よりとてもスムーズに行えたように感じました。大変な作業でしたが、大勢が協力すればこんなにも早く事を成すことができるということを実感できました。
仕上がりはこんな感じです。
苦労して植えた苗は、まだ花をつけていないにも関わらず、本当に美しく見えました。
現時点で、約3,000株程公園内に植えてあるようなので、1万株まではまだまだですが、毎年着実に増やしていって、目標達成するまで是非協力したいと思います。
冒頭の写真。この階段の脇に私が5株程植えさせていただいたので、数年後、あじさいの並木を見ながら歩くのが今から楽しみです。
施設長 本村崇幸