外出自粛の中での過ごし方
2020年04月27日 | 特別養護老人ホーム
施設の地域交流ホールに飾り付け
4月になってもコロナウイルスの影響により各種イベントごとの中止や延期、外出の自粛が続いております。その様な時期ですが、入居者の皆様と一緒に楽しく過ごす機会を持ち、少しでも皆様の気持ちを和らげることができればという思いで職員も試行錯誤をしております。
今回は、5月の「端午の節句」のための飾りつけを行いました。例年は施設の外に鯉のぼりを掲げ、大空を泳ぐ様を下から眺めておりましたが、今回は施設内に飾り付けを行いました。近くで見る「鯉のぼり」はいつもとは違い、とても大きく感じました。
入居者様と一緒に鯉のぼりを作成
5月5日の端午の節句にあわせ 一丁目で「鯉のぼりの手形アート」を作成しました。
職員が鯉のぼりの全体図を作成。その後、入居者のみなさまの手に絵具を塗り、画用紙にギューと押し付け、手形を取らせていただきました。みなさん、絵の具を手のひらに塗っている時から「こんなことしたことないね。」「どのぐらいつけたらいい?」とわくわく、どきどきのご様子でした。
次はその手形をきりとり 模造紙で作ったこいのぼりに貼っていただきました。この手形がこいのぼりの『うろこ』へ変身。
大きさや並べ方を考えながら みなさんとても丁寧に真剣な表情で取り組んでくださいました。完成した「鯉のぼり」を見て「ああ~あんな風になるのね。」「楽しかった。」と喜んで頂きました。
一丁目のみなさん、ご協力ありがとうございました。
どじょうすくい
琴海戸根町で開催されている「花まつり」も中止になり、入居者様の沈んだ気持ちを少しでも盛り上げる為に職員がコミカルな動きのある「どじょうすくい」を披露しました。
入居者様も一緒になって手を挙げて、踊ったり手拍子を送ったり盛況でした。入居者様からは「楽しかった。」「久しぶりに笑った。」などの感想を頂く事が出来ました。
文章 豆田 貴徳